こんにちは、ソコジです!
今回は1年ほど前から行っている室内栽培について記事にしていきたいと思います
室内栽培では自然環境下では実現が難しいことも可能になり、育成の幅がグッと広がります
上手く取り入れることで植物育成の楽しさが増えること間違いなし
しかしながら高騰している電気代に拍車をかけることやスペースの確保など、デメリットももちろんあります
この記事ではメリット・デメリットの両面からご紹介していきますので、その上でぜひとも検討してみてください
室内栽培のメリット・デメリット
メリット・デメリットまとめ
メリット | デメリット |
栽培環境の一定化 | 電気代の増加 |
水やり頻度の一定化 | 置き場所問題 |
虫害の最小化 |
メリットについて
栽培環境の一定化
植物の成長において大切な温度、日照時間、風量は屋外では天候に左右されます
自然環境下では難しい環境を一定化させられることが室内管理最大のメリットだと思っています
植物にとって成長しやすい環境を維持できることで、春先や梅雨明けの葉焼け、冬場の冷害を回避し、年間を通して成長しやすい温度を室内栽培では作り出すことが可能です
水やり頻度の一定化
派生して非常に便利だと感じているのが、水やり頻度を一定に保てること
屋外の場合、用土が乾くまでの時間は季節や天候によって大きくズレが生じます
水やり3年とも言われるように、鉢の重さや植物が出す水切れのサインを読み解けるようになるには時間を要するものですよね
筆者もまた、これを書いている今でも難しいと感じている一人です
屋内管理では用土が乾ききる日数を一度カウントしてしまえば、あとは水やりを一定間隔で繰り返していくのみです
過湿を嫌うアガベなど多肉育成の根腐れ問題も解決することができます
虫害の最小化
屋外ではなかなか防ぎきることが難しい虫害
農薬を使用する際も、今度は薬害の心配もあります
完全に防ぐことはできませんが、屋内管理では大幅に減少させることができました
デメリットについて
電気代の増加
電気代はやはり気になるところですよね
スポット型育成ライトの消費電力はおおむね20Wほどで、kW換算すると0.02kWです
一例ですが私が使用しているパネル型育成ライトの消費電力は40Wで0.04kWとスポット型の2倍です
計算方法は
電気料金×使用時間=電気代で
電気料金=消費電力量(kWh)×目安単価(31円/kWh)となります (※2023/6現在)
現在の目安単価は、31円/kWh(税込)です。
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 https://www.eftc.or.jp/qa/
例1)スポット型育成ライトを12時間毎日使用した場合
0.02(kWh) × 31 (円) × 12 (時間) × 30(日) = 223.2円
例2)パネル型育成ライトを12時間毎日使用した場合
0.04(kWh) × 31 (円) × 12 (時間) × 30(日) = 446.4円
単価は地域や契約プランによって変動する部分ですので、ご確認ください
我が家では現在スポット4灯、パネル3灯が約8時間稼働していますのでライトだけでも1490円かかっていますね…
置き場所問題
我が家では1畳分のスペースを室内栽培のスペースとしています
今は3段のラック1畳分でできていますが、今後増えていった場合はもう1畳分も考えなければならないかもしれません
使用するスペースは植物を趣味としていくためにご家族や同居している方とご相談の上、怒られない程度に抑えておくことがマストです
室内での栽培環境
栽培環境は以下の写真のようになっています
上段はダクトレールを2本設置し、スポット型育成ライトを取り付け、光量に耐えうるサイズの株を育成しています
中段は腰水管理の幼苗を小分けに入れパネル型育成ライトを設置し、下段は腰水を卒業した幼苗たちを同じくパネル型育成ライトを使用
使用している育成ライトはこちら
風は大きめのサーキュレーターを一台と、クリップ式のサーキュレーターを2台設置しています
こんな感じで挟んで好きな向きに変えられるのが非常に便利で、風量も3段階調節が可能
コンセント周りは常に稼働させているサーキュレーターはタップに繋ぎ、ON/OFFの切換えが必要な育成ライトはWi-Fiでアプリから操作ができるMerossのスマートタップを使用しています
少々お値段は張りますがこれがまた優れもので、スマホから簡単に操作でき、ON/OFFのために部屋に行く必要がないため非常に楽です
操作画面は以下のようになっており、ボタンひとつで切換えが可能で出勤前の忙しい時間にも助かっています
冬場の温度管理はビニールのカバーをかけ、パネルヒーターをつけて25℃~30℃ほどを維持できるようにしています
温度設定もツマミで設定するだけで、温度サーモが設定温度付近でON/OFFを自動切換えし温度維持するので、冬場は操作が一切必要ありませんし、温度が上がりすぎる心配もありません
まとめ
屋内育成では費用がかかってしまう側面はありながらも、有り余るメリットも多数あります
一度試してみることで、難しかった水やりのタイミングもコツをつかめたりとスキルアップにもつながりました
屋外管理との比較をしてみて楽しむのもアリ、お気に入りの株を煌々とライトアップするもよし
植物の楽しみかたのひとつとして、取り入れてみてはいかがでしょうか
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