アガベ王妃雷神の育て方と子株の外し方

こんにちは、ソコジです!

今回はみんな大好き王妃雷神錦について記事にさせてもらいました

アガベの中で小型種に分類され、成長した姿も葉は丸くコンパクト、かつ白中斑、黄中斑が目を引くところが魅力

アガベの中でも「いかつい」に特化したチタノタ系に対し、その見た目は「かわいい」という形容がふさわしく、アガベを育ててみたい女性にもおすすめできる品種です

数年育てた王妃雷神の印象をいくつかまとめていきますので是非最後までご覧になってください

この記事で分かること
  • 王妃雷神の特徴
  • 育てるときの注意点
  • 子株の外し方と発根管理経過記録
目次

王妃雷神錦について

特徴

原産地メキシコ
学名Agave potatorum ‘Ouhi Raijin’
和名王妃雷神
科名リュウゼツラン科
属名アガベ属

前述の通り、王妃雷神は雷神と違い成長してもサイズほぼ大きくはなりません

斑入り品種は葉の緑とのコントラストがキレイで、通常のものと違った楽しみ方ができますね

鋸歯は短く、赤黒い見た目で手に当たっても痛みは少ない方です

育てるときの注意点

徒長

アガベ全般に言えますが過湿に弱く、乾燥気味に育てていく方が見た目もキレイに育ちます

王妃雷神錦の場合、徒長すると下の写真のように葉幅が広がって厚みも薄くなり、斑部分の色が薄く伸ばされたような見た目となって下向きに反って垂れます

また、他種と比較して非常に葉先の身割れが多い印象です

下の写真のようにひどい身割れを起こすと葉の半分までパックリ割れてしまうことも

水分過多で割れるのか?と疑問に思いながら水やりの調整を繰り返していますが割れる方が圧倒的に多く、完璧に育てることが難しい品種だと日々感じています

いまだに分からないまま育成を続けているため、割れる原因等ご存知の方は是非ご教授ください

葉焼け

植物が耐えられないほどの日光に当ててしまうと、葉焼けを起こしてしまいます

葉焼けした部分は葉色がやや薄くなり、カサカサとした見た目に変化しキレイに戻ることはありません

急激な環境の変化を起こしやすいタイミング、特に気温が上がり日差しが強まる春先や、梅雨明け、屋内管理から屋外管理へ移行するタイミングなどは徐々に慣れさせていきましょう

王妃雷神は小ぶりで屋内管理にも向いており、育成ライト管理下では非常にキレイに育ちやすいと感じています

子株の外し方と発根管理経過記録

子株は葉と葉の間から小さく顔を出し始め成長し、外さずに育てていくと群生したようになります

群れを成した子株たちをいざ外すと親株は変形した状態に

子株が小さいうちは指も入らず外せないため、糸やワイヤーを使って外さない限り、親株の変形と子株の成長はトレードオフの関係になりそうです

糸も上手く入れられる気がしなかったため結局手でもぎって外しました

外した子株たちはこのくらいのサイズはあったものの根は一切ない状態のため水耕からチャレンジ

その後、数日経過も変化なしのため腐らせるリスクを恐れて土耕へ

発根管理から約1ヵ月後、ようやく発根を確認できました

胴切り株や脇芽のように根が一切無い状態からの発根管理はどうしても時間がかかってしまいます

胴切りをした際の発根は2ヵ月ほど時間を要しましたので、諦めずに気長に発根を待ちましょう

まとめ

今回はかわいさを前面に出した王妃雷神錦について記事を書かせていただきました

なかなか育成の難しいアガベのひとつだと感じますが、キレイに育ってくれたときの嬉しさもひとしおです

小ぶりでスペースも取らないこともオススメポイント、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか

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