こんにちは、ソコジです!
今回は我が家のドライガーデンの一番目立つ場所にココスヤシを地植えする過程を記事にしたいと思います
以前ココスヤシを同じ場所に地植えした際に枯らしてしまい、その時の反省を活かしての再チャレンジです
失敗の原因となっていたであろうポイントもまとめていきますので、ぜひ最後までご覧になってください
基本情報
ココスヤシはシルバーリーフの美しいヤシ科の植物で、耐寒性も高く人気の品種です
成長は遅く、成木でも比較的背が高くなり過ぎず数メートルほどで収まってくれるため庭植えにも向いています
葉は放射状に2~3m広がるため、植える際は横幅や葉先の鋭さも考慮した位置取りが必要
幹肌が特徴的で枝葉の根元部分を残して剪定したゴツゴツとした見た目をが好みという方も多くいます
前回の失敗談まとめ
高植えのつもりが低すぎた
1、2年経過して時々土を掘り返す機会がありました
自分では高植えをしていたつもりでしたが、なかなか土が乾いていないことが多く、雨ざらしの状態では濡れた状態が続いていました
高植えの良さを全く活かせていない高さだったのです
用土の水捌けが悪すぎた
上記同様、水はけの良い用土に仕上げたつもりでしたが、実際は雨ざらしでは乾きが甘く、高植えの低さも相まって湿った状態が長く続いてしまう結果に
過湿を嫌う植物にとって梅雨時期はさらに厳しい環境になってしまいます
冬場の管理が甘すぎた
ヤシ自体は雨雪にさらされないように養生していたつもりが、植えている土は濡れており、寒い日には雪が積もったままの日が続くことも
高植えになっていないことも相まって、冬場は土が湿ったまま長期間続いてしまい、寒い地域だけに霜などで根が傷んでしまった可能性も十分考えられます
成木ではない地植えで、さらに甘やかした管理が必要だったのではないかと考えています
地植えの準備
排水設備の確認
庭造りを始めた当初、勢いで土中配管を作りました
雨水がスペース内に残り、バケツのように水が貯まり続けることを危惧したためです
数年前に作った配管がまだ機能するか排水テストから行いました
用土の土質改善と増量
一度すべての土を掘り返します
最初に穴を掘った時はとんでもない粘土質でしたので膨大な時間を要しましたが今回はサクッと掘れました
最下層は排水にスルスルと流れ込むようにほぼ砂利です
この層まで根が到達してしまうと生育障害になりそうな不安はありますが、排水が出来ないよりはいいと思い強行
用土をさらに乾きやすいものに改善しつつ埋め戻していきます
軽石と鹿沼土をふんだんに盛り込み、さらに土に新鮮な空気が入りやすいよう植え付ける周りの4点にパーライトを流し込みます
上図のように土中にダンボール等で空洞を作っておき、土を埋め戻し、段ボール内にパーライトを流し込み
段ボールを引き抜くと垂直にパーライトのみの層を作り出せるようです
植え込み
レイズドベッド+盛り土で水捌け
土中約1m程度掘り下げたところからブロック積みをし、周りの土より20~30cm高くなるようレイズドベッドを自作
さらにレイズドベッド内で土が高い位置にきて風通しが抜群になるよう盛り土をして植え込みました
写真では少し分かりにくいですがココスヤシが植わっている部分はだいぶ高い位置になるようにしています
植え込み時期
成長期に差し掛かる梅雨前に植え込むことにしました
気温も20℃を超える日が多くなり、植え込み後の水やりも長雨で省けて手間が減ります
寒冷地のため夏過ぎではリスキー、根が張る前に冬場の寒さにやられてしまう可能性大
価格もそこそこしますので今回は慎重にいきたいところ
水やり頻度
植え込みをした5月頃から夏過ぎまで毎日水やり
気温が下がり始めた9月から徐々に2日に一度、3日に一度と頻度を落としていきます
冬に差し掛かるまでに週に1度に頻度を落とし、冬越しの準備にスライドしていきました
冬支度
あろうことか写真を撮り忘れてしまったのですが、マルチングはドライガーデンエリア同様甲賀砂利で敷き詰めて霜除けをしています
砂利敷きでのマルチングを実は初めてやってみたのですが、土は流れないし見た目はかっこいいしで良いことしかないですね
それに加え初めての寒冷地冬越しですので過保護気味に雨・雪除け、風除けも設置
設置方法に関しては別記事にまとめておきますのでそちらもぜひ見ていってください
まとめ
ざざっと植え込みから冬越しまでの一連の流れを書いてみました
また来シーズン無事成長を再開したのを確認して、成長過程もアップしていきたいと考えておりますので楽しみにしていただけると嬉しいです
無事越冬できますように!
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