こんにちは、ソコジです!
ドライガーデン、かっこいいですよね
でも業者さんに頼むとお値段も張りがちで、手が出しにくいこともあるかと思います
そこで今回は自宅のちょっとしたスペースを使ってドライガーデンを作ってみたので、作り方お伝えしていきたいと思います
まだまだ製作途中の段階ではありますが、ぜひ見ていってください
作り方
必要物品
- あぜ波シート
- 軽石
- 赤玉土
作業工程
今回ドライガーデンを作るために使用したスペースは自宅と駐車場との間にあるスペース
ブロック塀の横には粘土質の土が詰められており、その上に砂利が敷き詰められています
断面を図解するとこういった感じ
この状態から一度砂利をどかし、土に傾斜をつけ、雨水をブロック塀側に流れるように作り直しました(下図参照)
その上に用土を20~30cmの高さで敷き詰めていきます
自由に根が伸ばせる環境にあると、植物はかなり深い位置まで根を伸ばしてくれます
用土を盛った状態にしたものが下図
高植えできよう用土は多めにして山になるくらいでちょうどいいです
本来あった砂利敷きの面と、ドライガーデンスペースはあぜ波シートで干渉し合わないように仕切っています
これは後々ドライガーデンスペースを拡充させる際に砂利と用土が混ざってしまうことをなくすためです
見た目にはあまり良くないので飾りの岩などを置いて隠す予定
植えていく予定の植物たちを仮置きしてイメージを固めていきます
ドライガーデンはスペースが多く、この配置がこれまた難しい
それぞれの株のサイズ感、奥行きを出すための並びであったり、悩むこと1時間
最悪また別の機会に掘り返して並び替えればいいという思い切りで結果こうなりました
とはいえやっぱりスペースがガラ空きで見た目が寂しいので岩を購入し並べてみます
岩を置くだけで急に雰囲気が出ますね
ここからさらに岩や植物を足したり、化粧砂を敷いたりしていけばさらにドライガーデンらしさが演出できそうです
大きめの石に岐阜石を使用したので、敷き詰める小さめの石も岐阜砕石を使用してみましたが、いまいちしっくりこず
砕石のサイズ感や当たり前ですが色味も同じでのっぺりしてしまった印象に
これもこれでワイルドでいいとは思うのですがイメージと違ったので却下
結局岐阜石と甲賀砂利を敷き詰める黄金パターンでいかせてもらいました
人気と流行には理由がありますね、一番かっこよかったです
一度敷いた砂利の撤去は土もういてくる上、トゲも刺さるなかなか大変な作業でした、砂利敷きは計画的に!
他のスペースもガーデニングエリアをどんどん拡充していこうと思うので、そちらはまた別のパターンを試してみようかと
用土と注意点
雨ざらしでも根腐れしない用土を使う
過去の鉢植え管理や別の地植えスペースでの経験を踏まえ、相当に水捌けを重視した用土を使用してみました
また今後使用した赤玉土が崩れていくことも考慮し、軽石多めです
比率は赤玉小粒:赤玉中粒=1:1、軽石小粒:軽石中粒=1:1、これらを赤玉:軽石=4:6で混ぜています
梅雨時期の連日続く雨で土は湿ったままの日が続くので少しでも通気性が良くなるようにと考えました
これ以上に軽石多めの配合でも良いかと思いますが、そこは植える植物たちとご相談が必要になってくると思います
雨よけの必要性
同じく梅雨時期、葉に雨水が貯まった状態が続き乾かないことで葉の変色を起こしてしまいました
特にアガベの形状で起こりやすいことかと思います
梅雨時期だけでも雨よけを取り付けるなど、一工夫してあげることで植物を守れるのでぜひ検討してみてください
地植えにしたことでの変化
展開速度の変化
葉の展開速度は段違いに上がっているように思います
体感ですが根が安定してからは1.5倍速くらいで成長しているように感じています(個人差あり)
地植えで改善した植物もある
他記事でも紹介した内容でもありますが、アガベの種類によっては鉢植えから地植えにしたことで状態が著しく改善したものもあります
鉢植えで私の育成ではどうにもこうにもグズグズな状態が続いたこちらも
地植えにして放置しただけですぐさまこの通り
育成に問題が多分にあったこともあるかもしれませんが、驚きの変化でした
中・大型株の鉢植えで調子が上向かないものは鉢のサイズをぐっと大きくしてあげたり、地植えにすることで改善がみられるケースもあると最近感じることが多いですね
まとめ
ドライガーデンに地植えしてからは非常に楽で、根がしっかりついて葉が展開し始めたあとは基本雨ざらしで管理
手をかけることもなくのびのびと成長してくれますし、庭も華やかさとかっこよさを演出してくれます
今回ご紹介した方法を使えばほとんど費用をかけず劇的に変化をもたらしてくれます
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか
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