柱サボテン胴切りのやり方とその後の管理、経過観察のまとめ

こんにちは、ソコジです!

今回は柱サボテンの鬼面角が大きくなってきたので、胴切りをしていこうと思い記事にしました

切ったのはこちらの株

毎年約20cmずつ成長しており、成長記録記事でも紹介させていただいている柱サボテンです

柱サボテンは胴体を切り離すと、上部分はまた根を張り始めて成長し、下部分は切り口から新たに子株を出しブランチとして楽しむことができます

多頭に分かれた柱サボテンもカッコイイですよね、是非皆さんも挑戦してみてください

サボテン以外の胴切り記事はこちら

目次

胴切りのやり方

使用物品

使用物品一覧
  • カッターナイフor 包丁
  • 消毒薬

カッターナイフor 包丁

今回はカッターナイフと包丁の両方を使用して切断してみましたが、断然包丁の方が切りやすかったです

サボテンの場合切断面が広く、カッターでは刃渡りが足りずに何度も切り口を変える必要があります

その点包丁であれば十分な長さがあるので一度で切ることが可能でありおすすめです

いずれの場合も使用前はアルコール消毒や火であぶって消毒をしっかり行いましょう

消毒薬

切断したばかりのサボテンは菌が入り込みやすい状態です

消毒薬で切り口からの侵入を防いであげましょう

今回はダコニール1000を使用しました

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胴切りのやり方

胴切りのやり方はいたって簡単で、スパッと真横に切り込んでいきます

上述しました通り、最初はカッターナイフで切ったため何度も切り口を変えて切っていきました

カッターナイフを使用して切る場合、別の切り口から同じ高さで切りそろえることが難しく、切断面がガタガタになりやすのがデメリットかと思います

その後切断面を整えてあげ下の画像に

切断面は写真のように大変みずみずしく、サボテンが中にどれだけ水分を蓄えていられるのかが見た目に分かりますね

このままでは菌にやられる可能性が高まってしまうので筆を使って消毒薬を塗っていきます

今回はダコニールの消毒薬でよく見かけるのは粉剤を筆で塗る方法ですので、こちらも載せておきます

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胴切り後の管理

切り離した上部2つを切断面が乾燥した段階ですぐ土に載せたのですが、見事にカビが繁殖し切り直すことに…

若干根も張り始めていただけに残念ですが、管理が甘かったです

アガベの水耕のように水に反応して根を出してくれるかを試したのですが、サボテンは根がしっかり張ってから水やりをする方が良さそうですね

胴切り後はしっかり乾かしていくことが非常に重要であると改めて感じた出来事でした

経過観察記録

2023/3/18に胴切りをし、それから約10日後の3/29、切断面の様子です

部分的にヒビ割れてきているのがみてとれます

切断した株の一番下の部分は月に一度程度の水やりは継続して行っていました

他の部分は日陰の風通しのいい場所で乾かしておきますが大きな変化は特にない様子

2023/4/30、約1ヵ月後、棘座の部分にわずかながらふくらみがみてとれます

今後の変化に期待してここから屋外管理に移行しました

2023/5/3、胴切りから、ヒビ割れがさらに強くなり、棘座部分のふくらみが大きくなってきました

わずかに緑色の部分がみえますね、これは楽しみです

2023/5/29、胴切りから2.5ヵ月、ふくらみがどんどん成長し、ここまで大きくなりました

もう一カ所もふくらみ始め、こちらも同様に成長していってくれそうです

二頭に分岐してくれるのは確定しましたね

他の切った部位は約2ヵ月経過した時点でも変化はないため、まだ放置のまま根が顔を出してくれるのを待っています

胴切りから約2.5ヵ月、こちらも根を出し始めたので土にのせていこうと思います

2023/7/1

胴切りから約4ヵ月後

根が生え始めてからは非常に速かったですね

棘座のふくらみが見え始めた部分はぐんぐん成長を見せてくれています

2023/10/22

胴切りから約7ヵ月

成長シーズンを終えるころに差し掛かり、胴切り三兄弟そろって記念撮影

順調に成長をし、それぞれ無事に冬を迎えてくれました

来期もまたカットしてさらにカッコイイ姿になってもらおうと画策中です

まとめ

今回は柱サボテンの胴切り方法についてご紹介しました

初めての経験で失敗もありましたが、なんとか持ち直してくれてホッとしています

サボテンに限らず胴切りは不安が大きい作業ですが、自分が思う以上に植物たちは屈強な生命力をみせてくれます

この記事が読者の方の不安を少しでも解消できるよう私も尽力していきますので、今後ともよろしくお願いします

最後まで読んでいただきありがとうございました

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