こんにちは、ソコジです!
今回の記事はアガベ ポタトラム(Agave potatorum)についてです
ポタトラムの中でも園芸品種は特徴から様々な名前が付けられており、怒雷神、王妃雷神、吉祥冠、吉祥冠錦などなど斑の入り方で名前が変わったりと多岐にわたります
そんなアガベの中でも根強い人気を誇るポタトラム”雷神”についてご紹介していきます
ポタトラム “雷神”の特徴
特徴は?
原産地 | メキシコ |
学名 | Agave potatorum |
和名 | 雷神 |
科名 | キジカクシ科 |
属名 | アガベ属 |
耐寒温度(USDA) | -3.9℃(9b) |
ポタトラムの中でも様々な園芸品種がある中で原種とされるポタトラム”雷神”は、ブルーがかった肉厚な葉と何よりもウェーブがかった葉が印象的です
鋸歯は赤茶色でこれもまた緩やかなウェーブを作って伸びます
イシスメンシスと非常によく似ており、分類とされる特徴は曖昧な部分が多いのかもしれません
ポタトラム “雷神”の育て方
耐寒性と屋外越冬について
USDA:9b(-3.9℃)
アガベの中では比較的耐寒性はない方であり、日本国内での屋外越冬は難しい品種といえるでしょう
また、USDAでの記載温度は平均気温であり、風や雪、株自体のサイズでも大きく耐寒性は変化します
おおよその計算ですが、体感温度は風速が1m/s上昇すると1℃下がるとも言われています(厳密には湿度の影響も受けます)
5℃を切るくらいの季節には屋内管理に移行した方が無難でしょう
用土と水やり
他種のアガベ同様、用土は排水性を重要視した用土の配合がおすすめです
軽石や日向土など、排水性が高く保水性が低い用土をメインとし、赤玉や鹿沼といった保水性のある用土はご自身の水やり頻度と相談して比率を変えてみるのがいいかもしれません
出来る限り徒長をさせず締まった見た目を目指す方はより一層軽石比率を上げた配合が良いかと思います
置き場所
アガベは雷神に限らず日光がよく当たる、風通しの良い場所での管理をおすすめします
春先から屋外管理へ移すときは徐々に日光に慣らしていき、急激な環境の変化による葉焼けや徒長を防ぎましょう
少しずつ日光に当てる時間や水やり頻度を上げていくことでそれらを防ぐことができますので、まずは半日陰、もしくは遮光できる環境下で緩やかに
冬場も室内で植物育成ライトやサーキュレーターを使用した環境で育成が出来る方は、冬場の管理もしやすいかと思います
まとめ
アガベの中でも特徴的なフォルムで人気の品種、ポタトルム”雷神”
入手のしやすさや価格帯、育てやすさもあり、初心者の方にもおすすめ出来るアガベのひとつです
是非一度手に取って、育ててみてはいかがでしょうか
最後まで閲覧いただきありがとうございました
他のアガベ関連記事はこちらから
コメント