ココスヤシのための粘土質改善庭造りDIY~土中配管編~

こんにちは!ソコジです!

今回は庭にココスヤシを植えるためにほぼ一人で全力庭造り!

前回ついにブロック積みが完了し、あとは土を入れて完成!!!というところまでやってきました!

ここで数日の豪雨のために作業が中断し、ふと庭をのぞいてみるとそこにはなんと露天風呂が

写真では足湯くらいですが、ひどい時は肩までゆっくり浸かれるくらいありました

排水性の悪さが想像の10倍くらいでこのまま土を入れてもダメなことをやっと気付く…

と、いうわけで急遽、土中に排水管を通すことに!

またしても大仕事!ではさっそく参りましょう!

目次

土中排水管DIYの下準備

必要物品

  • 塩ビ管
  • 塩ビ用接着剤(エスロン)
  • 砂利
  • 金属製の網状のフタ
  • 剣先スコップ

今回上記に加えてブロックに穴を開ける必要があったので、

  • 平タガネ
  • 金づち
  • インパクトドライバー(先端はコンクリートドリル)

これらを使用して無理やり穴を開けています

正直これはDIYでかなり無理があったので絶対マネしないでください

排水管の図面

青枠がブロック積み位置、赤線が土中に排水管を通す予定の経路です

黒線の部分に暗渠(あんきょ)と塩ビ配管が通っているので、それをかいくぐるように通します

排水は傾斜のみを利用するため、ブロック積み部分から排水の出口まである程度の高低差を作らねばならないんですね

管径が65mm以下の配管では1/50以上の傾斜が必要

つまり、1/50以上の傾斜=1mにつき2cm以上の高低差が必要ということ

今回私が通す予定の長さは20m程なので約40cmは高低差が必要になる計算です

排水管完成までの手順

STEP
穴掘り

塩ビ配管を通す予定の位置にまたしても穴掘り…!

STEP
ブロックの穴開け

予定外に排水管を通さなければならなくなったので、やむなく積んだブロックに穴を開ける

STEP
砂利敷き

直接配管を通すと排水管がたわむので整地のため

STEP
STEP

塩ビ用の接着材を使って配管同士をつなぎ、配置する

STEP
排水テスト・調整

傾斜がとれているかのテストを行い、高低差の微調整をする

STEP
埋め戻し・再度排水テスト

埋め戻した後、土圧でたわんでしまっていないかを確認するため再テスト

STEP
ブロック修復

配管の位置が確定したら、隙間をモルタルで修復

ココスヤシの地植えのため、もうひと踏ん張り!

STEP1 穴掘り

また…またしても穴掘り…!

おそらく一生分の穴はこの時期で掘り終えたと思います

おおよそのルートを掘った時の写真がこちら

所々に見えている黒のメッシュが元々埋まっていた暗渠と塩ビ配管です

この下をかいくぐりながら排水管を通していきます

写真は庭の図面でいう斜めに通っている部分です

そしてこちらも砂利と土を取ってルートを確保していきます

庭図面でいうこの部分ですね

STEP2 ブロックの穴開け

今回のトラブルによって排水管を通すために、穴を開けなければならない部分が二箇所できてしまいました

写真でいう赤枠部分のこちらと

こちらです

正攻法ではなく、力業でなんとかしたところがあり、機器、ブロックの破損やケガに繋がる可能性があるので詳細は割愛させていただきます

業者にコア抜きしてくださいと頼むのが一番です

大雑把にお伝えするとインパクトドライバーにコンクリートドリルを付けて少し穴を開けつつ

平タガネで叩き割って貫通させました

結果はこんな感じ

無理やり開けたのが伝わるかと思います

STEP3 砂利敷き

ここで行う砂利敷きは地盤の緩みを解消するためです

土のみではぬかるんだ際に配管がたわんで傾斜が変わり排水の機能が失われてしまうかもしれません

参考画像はありませんが、砂利を敷いて上に乗った時に全く沈み込まない程度敷き詰めると良いと思います

さらにブロックなどの重いものを使って叩き固めてください

STEP4 塩ビ配管の接続・配置

砂利敷きが終われば次は配管の作製に移っていこうと思います

今回使用した配管はVP40で、塩ビ用接着剤はエスロンを使用しています

下準備として

  • 塩ビ配管を必要な長さにカット
  • 配管の両端を棒ヤスリでヤスリがけ

を先に済ませておきましょう

配管の工程でポイントは以下の通り

  • 塩ビ配管のカットは垂直に
  • ヤスリがけではバリを残さない
  • 接着直後は固まるまで力を緩めない
  • しっかり乾燥

垂直に切れないとジョイントにしっかり入りきらない部分がでてきます

ジョイントの形状は特徴として段々と先細りしていくようになっており、ヤスリがけをしてあげることによってしっかり奥まで入るようになるんです

バリは接着不良の原因となるため、残さず落としましょう

接着直後はほぼ固定される状態になるまで、ゆっくり押し戻されてしまいます

なかなかキツイ作業ですが、排水不良を起こさないためにも固定されるまで5分程度力を入れて押さえた方が良いでしょう

排水管の上流側には画像のような金属メッシュを取り付け、異物が流れ込むのを少しでも避けられるようにしました

そして排水管の設置ですが、参考画像をほぼ取らずに作業をしたため画像がありません

実際にやった感想として

ジョイント間の配管に水平器を載せて、同じ傾斜をつけながら配置していく

これが重要でした

見た目には出来ていても、どうしても傾斜に差ができて滞留しやすい箇所が出てきてしまいます

傾斜の調整は砂利を使うとやりやすいのでおすすめです

STEP5 排水テスト

配置が完了したら、入り口から水を流してみて傾斜が取れているかテストします

滞留が起きていれば再調整し、再テスト

キレイに流れてくれるまでこの工程を繰り返します

STEP6、STEP7 埋め戻し、再度排水テスト、ブロックの修復

土を埋め戻したら土圧でたわんでしまう可能性があるので、少しずつ土を戻しながら排水テスト

この工程も根気のいる作業ですが、全戻しした後に修正のために掘り起こすよりはマシでしょう

何度もテストを繰り返して、作業が完了したら最後に穴を開けたブロックをモルタルで塞いで完了です

まとめ

全体を通してかなりの疲労、きつい姿勢、根気のいる繰り返しの作業の連続でした

植物愛がなければ私自身もここまで突き動かされなかったと思います

労力と時間を使ってでも低コストで土壌改良したい!と思われる方は参考にしてみてください

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