こんにちは、ソコジです!
今回は初めてアガベの胴切りをしたので、その方法と経過観察記録を記事にしていこうと思います
株はどちらもお気に入りのチタノタ・ブラックアンドブルーとチタノタFO-076農大
胴切りをやってみたいけど、大事な株をダメにしてしまわないか不安…
そう思われる方も多いのではないでしょうか
結果をお伝えしておきますと、残念ながら私は半分失敗しています
この失敗談を糧に、これをみてくださる方には同じ失敗を繰り返さぬよう反面教師記事として参考にしていただければ幸いです
成功した部分、失敗した部分両面から書いていきますので、大事に育ててきた思い入れのある一株を台無しにしないために是非最後までご覧ください
- 胴切りの使用物品
- 胴切りする位置について
- 胴切り後の管理と子株たちの様子
胴切りの方法
使用物品
まず使用物品ですが、こちらは失敗談とは関係のないお話ですので安心して読み進めていただいて大丈夫です
株をカットするために必要なものはナイフなどの刃物、もしくはワイヤーでも可能です
今回は胴切りがやりやすいと噂を実体験するため、ワイヤーを使用しての挑戦
使用物品一覧はこちら
- 0.45mmのワイヤー
- 消毒用のアルコール or ライター
- カッター
- ダコニール
胴切り後に成長点を潰すためにカッター等の刃物を使用するため、刃部分を殺菌するために使用します
殺菌方法はアルコールを使用した化学殺菌と、ライター等を使用した火炎消毒のどちらかお好きな方を選択していただいて構いません
アルコールを使用した殺菌の場合、アルコールが乾くタイミングで効果を発揮するため、スプレー散布後はしっかりと乾かしてから使用しましょう
熱による殺菌の場合はほとんどの細菌は65~90℃程度で死滅するため、軽く水をつけて蒸発するくらい熱するのが目で見て分かりやすい方法です
火を扱うためヤケドや火事には十分注意して行って下さい
・ダコニール
胴切りの切り口から細菌の侵入を防ぐために使用します
使用時は用法用量を守り、農薬のため目などの粘膜付着にはご注意ください
胴切り位置について(※失敗談含む)
今回胴切りした位置はこちら
このブラックアンドブルーは薬害で傷めてしまった葉をすべて取り除こうと高めの位置で切ったことが失敗に繋がりました
なんと葉がバラバラに…!
写真の位置より一段下くらいで行わないと私の二の舞になってしまうので、十分に検討してから行いましょう
FO-076の方はキレイに切れましたね
サブ失敗談として、ワイヤーでの作業中に指に食い込みすぎて出血もしていますし、ワイヤー自体も切れたりしました
出血画像は載せられませんが、ケガ防止のために手袋の着用や固いものに巻き付けて引っ張るといった工夫も是非
成長点を潰す
次は切り離して残った株元の成長点を潰すためにカッターで切る工程
使用物品の項目で記述した通りカッターで殺菌を行い、切込みを入れます
成功した場合、切込み部分からこのように子株たちが続々と出てきてくれます
胴切り後の様子
ブラックアンドブルー
ブラックアンドブルーの子株たちも数を増やしスクスクと成長中
胴切りから約2ヵ月後
切断面からは計6個の子株を出してくれています
モリモリ大きくなってくるとこんな感じで込み合ってきます
外す際はなるべく根元付近をつまんでゆっくり左右に揺らして外してあげましょう
チタノタFO-076農大
胴切り後の発根は時間がかかると聞いていましたがFO-076はなかなか発根せず苦戦
水耕や腰水、いろいろと試みていますが反応がなく、土にのせて気長に発根を待ちます
発根管理開始からおよそ1ヵ月半後、ようやく発根の兆しが見えてきました
しかも子株らしきものも発見
さらに2日後、兆しがみえてきてからは非常に早かったですね
モコモコと根が生えてきてくれたので、ここまできてくれたら安心して土に置いておけます
無事活着して育った姿がこちら
こんなにかっこいい株が大量生産できると思うとわくわくしますね
切断面からは2個の子株を出しています、こちらは少な目ですね
切り込みを入れた部分からは出ておらず、こちらは上手くいっていないのかもしれません
子株が元気なのでひとまずは良し
まとめ
今回は失敗談をお伝えするため記事を書かせていただきました
初めての挑戦に失敗はつきものですし、私を含め何事も最初は初心者です
精神論にはなりますが、失敗しても諦めない気持ちが植物たちにも届いてくれるはず!
この失敗が読んでくださった方を胴切り成功に近づけるようなものになれれば幸いです
最後まで読んでいただきありがとうございました
成長記録記事はこちらから
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