プラスチックカップを使ったアガベの簡単発根管理のやり方

こんにちは、ソコジです!

最近ではアガベを個人輸入される方や、ベアルート株を購入される方も多くなったのではないでしょうか

販売店やメルカリでもベアルート株を見かけることもあります

ベアルート株の場合、輸入される段階で根をほとんど切り落とし、土を洗い落とした状態で輸送されます

これは植物防疫法の第二章第七条、輸入の禁止という項目に記載されていますので興味のある方はのぞいてみてください

何人も、次に掲げる物(以下「輸入禁止品」という。)を輸入してはならない。ただし、試験研究の用その他農林水産省令で定める特別の用に供するため農林水産大臣の許可を受けた場合は、この限りでない。

三 土又は土の付着する植物

植物防疫法:https://www.japaneselawtranslation.go.jp/ja/laws/view/3916

これらの理由から輸入した株の根は自身で発根管理をしなければならないわけです

だけど発根管理の方法が分からない、おすすめは?

発根したかどうか見えないと安心できない!

そういった方におすすめで簡単な方法をご紹介していきたいと思います

目次

アガベのおすすめ発根管理

発根管理前の下処理

発根管理や植え替え時前には下葉の処理を済ませておきましょう

下図は植え替え時の参考画像ですが、の矢印のような傷んだ葉や、赤枠内のような葉の残りはピンセットや手でちぎっておきます

傷んだ葉は事前に処理
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①プラスチックカップを使った水耕による発根管理

まず最初にご紹介するのは水耕による発根です

この方法の良い点は

  • 水耕で発根までが非常に速い
  • 透明の容器で発根の確認が容易

水耕の特徴ですが発根までが非常に速い印象があり、数日もすると株元から根の頭を確認することができます

また水を入れる容器に透明なものを使用することで現状把握が容易にできるというのもオススメポイント

気を付ける点は

  • 水耕から土耕への切り替えタイミング
  • 菌類の繁殖による植物へのダメージ

水耕で発根した根は土耕で育った根と性質が違うため移行する際は注意が必要です

また容器に張った水も高頻度で替えてあげた方が良いでしょう

必要物品
  • プラスチックカップ or 半分に切ったペットボトル
  • 発根促進剤

プラスチックカップ等の透明な容器を用意し、中はキレイに洗っておきましょう

あとは発根促進剤を規定量入れた水に乗せておくだけと非常に簡単です

私はいつも100倍希釈のメネデール水を使っています

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水耕で発根管理中のアガベ

数日もするとこのように元気な白い根が出てきてくれます

水耕で発根した根

透明で発根の確認もできるので、土に乗せておくよりも安心できるのがオススメのポイントです

②プラスチックカップを使った腰水発根管理

こちらは使用する容器は同じですが、カップ内に用土を入れて腰水管理での発根をします

まずカップの底や横部分に穴をあけていきましょう

穴をあけたプラスチックカップ

用土を入れ、あとはアガベを乗せて水に浸しておくだけなのでこちらも簡単ですね

腰水はだいたい容器の1/3程度の高さで十分ですので、水の交換頻度は多めにしてあげましょう

根が伸びてくると画像のように側面を這う根が見えてきます

先ほどの方法と同様に発根の確認が容易で、そのままでも気にしないのであれば植え替えも必要なしです

根が確認出来たら腰水管理から通常の水やりに移行してあげましょう

まとめ

発根管理の方法もいくつかありますが、その一部の方法をご紹介させていただきました

発根管理はまだガーデニングを始めたばかりの方にとって、普段は見えない根の成長に不安が多いと思います

この方法を試してみて、根が育っていく過程を見て楽しみのひとつにしてみてはいかがでしょうか

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